野良猫が庭や敷地の「してほしくない場所」でトイレをしてしまい、困っている方は多いのではないでしょうか。猫避けグッズやとげとげシートを使ってもなかなか効果が出ないこともありますよね。そういう時は、ノイローゼになりそうな人いると思うんですよ。
私が「へー!」と感心した方法を紹介します。
猫はトイレとごはんの場所を分ける習性がある
猫は非常に清潔好きな動物で、トイレの場所とごはんの場所を別々にしたがる習性があります。これを利用して、「トイレをさせたくない場所」にキャットフードを数粒置くことで、その場所を「ごはんを食べる場所」と認識させるのです。
トイレ場所の認識を変えることで被害を減らす
この方法を試すと、猫はその場所でトイレをするのをやめ、ごはんを食べる場所として避ける傾向があります。逆転の発想ですが、猫の本能を活かした優しい対策と言えます。
まとめ
野良猫のトイレ被害に悩んでいる方は、猫の習性――「食事をする場所とトイレの場所をきっちり分ける」という性質――を活用した対策を一度試してみてもよいかもしれません。今回ご紹介した方法は、たまたま効果を発揮した可能性もあります。すべての猫に有効というわけではありません。
特に、過酷な環境で生きてきた野良猫の中には、嗅覚が鈍っていたり、綺麗好きな傾向が薄れている場合もあります。そのため、必ずしも成功するとは限らない点はご理解ください。
それでも、「追い払う」のではなく「習性を利用する」という視点での対策は、猫にも人にも優しい方法かなっとは思いました。これでそこの場所にしなくなったらいいんですけどね。