たった25グラムの脳なのに…猫は“愛おしさのかたまり”だった

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野良さん@プロモ流してないさんのポストを見て、なんだか心に響きました!

「猫の脳って、たった25グラムしかないって知ってましたか?」

一見、驚いてしまうこの数字。でもそれを聞いたとき、猫好きの多くが「やっぱり!」と笑ってしまうかもしれません。

というのも、猫たちはときに驚くほどおバカ。自分のしっぽに襲いかかって、そのままソファから転げ落ちるなんて日常茶飯事です。

でもそんな彼らが――飼い主の声を聞き分けて、名前を呼ばれるとしっぽをピンと立てて駆け寄ってくる姿を見せたとき、私たちはこう思わずにはいられません。

「愛おしさのかたまりだ……」と。


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猫はバカなの?賢いの?——研究が示す“両方”

猫の脳の重さは約25グラム、人間の10分の1以下。

しかし、その中には驚くほど高度な感情認知と記憶能力が詰まっています。

たとえば、2021年に東京大学の研究で発表された内容では、猫は飼い主の声と他人の声を聞き分け、さらに名前を呼ばれると自分だと理解して反応することがわかっています。

また、猫は「ツンデレ」と形容されるように、こびずに甘える独特の愛情表現を持っており、それが多くの人を惹きつける要因となっています。


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愛される理由は「バカっぽさ」×「信頼」の絶妙バランス

猫が人気を集める理由のひとつは、まさにこのギャップにあります。

  • しっぽを追いかけて回り、家具に頭をぶつける

  • 「おいで」と言っても来ないのに、お風呂にはついてくる

  • 抱っこは嫌がるけれど、膝には勝手に乗ってくる

  • 眠るときだけ、そっと布団に入ってくる

猫は、自分勝手で自由奔放。でも、信頼した相手には“自分なりの愛情表現”を惜しみなく与えてくれるのです。


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しっぽがレーダー?名前で反応する猫の賢さ

特に注目したいのが、しっぽの動きです。

猫は嬉しいときや、飼い主に近づくとき、しっぽをピンと立てます。これは「親愛のサイン」であり、猫が“この人は安全・信頼できる”と判断している証拠です。

また、YouTubeなどにも多数投稿されているように、名前を呼ばれると顔を向けたり、しっぽを振ったりする猫も多く、その反応の個体差にも魅力があります。


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猫は「生きる目的」になることも

赤川学東大教授は、16年連れ添った愛猫を亡くし、5年間立ち直れないほどのペットロスを経験しました。

それでも新たに猫を迎え、こう語っています。

「猫は人生の糧。生きていられるのも猫のおかげ」

たとえ抱っこできない猫でも、一緒にいるだけで心を癒してくれる。

それが猫という生き物の、25グラムでは計れない“底知れない魅力”なのです。


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まとめ:猫は小さな頭で、最大級の愛をくれる

猫は決して従順ではありません。でもその分、「信頼を得る」までの距離感が特別で、そこにこそ唯一無二の絆が生まれます。

たとえ少しおバカでも、猫は飼い主をちゃんと覚えていて、名前に反応して、しっぽをピンと立てて駆け寄ってくる。

そんな姿に、世界中の人が今日も癒されているのです。