猫や犬のクラウドファンディング、支援する前にちょっと待って!悪質なケースに要注意

他の猫のしっぽを狙っている猫 野良猫保護のリアルと心構え
猫が他の猫のしっぽを狙っている様子。これは遊びたい気持ちや狩猟本能の一環で、仲が良い猫同士によく見られる微笑ましい行動です。
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はじめに

最近、SNSやクラウドファンディングのプラットフォームで、「助けてください!保護した猫が重い病気です」「このままでは命が危ない犬がいます」といった投稿を目にする機会が増えています。

動物好きな方にとっては、見過ごせない投稿ばかり。支援したい気持ちになるのも当然です。ですが、その善意が本当に動物たちのために使われているかどうか、一度立ち止まって考えてみませんか?


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クラウドファンディングは本来、命を救うための手段

動物の医療費や保護費用は年々高騰しており、個人で賄うのが難しいこともあります。そのため、クラウドファンディングを通じて多くの支援を募るのは、命を救う手段として非常に有効です。

たとえば、実際に病気の猫の手術費をクラウドファンディングで募り、無事に回復し里親が見つかったという成功例も少なくありません。


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でも…中には悪質なケースも存在します

一方で、動物を利用して支援金を集めることだけが目的になっているような、悪質なケースが報告されているのも事実です。

たとえば以下のような特徴には注意が必要です:

  • ショッキングな画像や映像だけを使い、具体的な情報がほとんどない

  • 活動実績や連絡先、支援金の用途が不明瞭

  • 支援後の報告が全く更新されない

  • 過去に似たような案件を何度も投稿している

もちろんすべてが詐欺ではありませんが、中には「感情に訴えることでお金を集める」ことを目的としている場合もあります。


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本当に信頼できるクラウドファンディングとは?

支援する前に、以下のポイントをチェックしてみてください。

1. 活動の実績はあるか?

個人であっても、これまでどんな活動をしてきたのかが分かる投稿や紹介があるかどうかが重要です。

2. 支援金の使い道が明確に記載されているか?

手術費・通院費・預かり費用など、内訳が明記されている案件は信頼性が高くなります。

3. クラウドファンディング終了後も報告が継続されているか?

支援者に対してその後の状況を報告する姿勢があるかどうかも、信頼を判断する基準になります。


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SNSの拡散にも注意

「この子を救いたい!拡散希望!」と書かれた投稿は多く見かけますが、それが本当に信頼できる支援案件なのかを一度調べてから広めることが大切です。

何気ない“いいね”や“シェア”が、かえって悪質な情報を拡散する手助けになってしまう可能性もあります。


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まとめ:あなたの善意を、正しく届けるために

クラウドファンディングは、正しく使えば命を救う素晴らしい手段です。

けれど、感情に流されてしまうと、善意が別の目的に利用されてしまうこともあるのです。

支援をする前に、一度だけ「これは本当に信頼できるものか?」と立ち止まって考えてみてください。

大切な命を守るために。

そして、あなたの優しさが正しく使われるために。

目の前に急に傷付いた動物がいたら、本当に撮影しているどころじゃないですからね。
「急いでなんとかしたい」と思うので撮影する暇なんてないと思うんですよね。