猫との別れを考えるとき
猫の医療も目覚ましく進化を遂げてきました。
以前は治療が難しかった病気でも、最新の技術や薬で改善が期待できるようになっています。
けれど、どんな治療にもメリットだけでなくデメリットが存在します。
猫によって効果が異なること、副作用が出る可能性があること、長期間の投与が必要になることもあります。
医療の進歩はありがたいものですが、飼い主としては命の長さより命の質を見極める視点が大切です。
薬の効果と副作用の現実
- 効果がはっきり出る猫
- 効果があまりない猫
- 一時的に改善しても副作用が出る猫
猫は自分で「つらい」「合わない」と言えません。
そのため、飼い主が負担や変化に気づき、適切に判断する必要があります。
長生きだけが幸せではない
体が痛いまま長生きすることが、必ずしも幸せとは限りません。
体の痛み、通院や投薬によるストレス、生活の質の低下は、飼い主のエゴにすり替わる危険もあります。
医療には限界があります。
必要以上に頼りすぎず、猫の今日の穏やかさを守ることも立派な愛情です。
正解は一つではない
- 薬や治療を使う
- 薬や治療を使わない
- 状態を見ながら途中でやめる
どれも、その猫のために考え抜いた選択であれば、間違いではありません。
もちろん、獣医さんと相談した上で考える必要があります。
まとめ:今日の穏やかさを守ることが愛情
私自身、祖母をがんで亡くしたとき。リンパ転移し何も施しようがないとき、延命治療はせず、痛みの緩和をしつつ、それ以上の治療は望まないと言い。お医者さんもそうですねって納得して。最低限の点滴だけで見守ることにしました。
「もう、早く行きたい」という祖母の言葉が、今でも心に強く残っています。
その経験からも、長生きだけが幸せではないと実感します。猫も同じです。
ただ生きることより、今日を穏やかに安心して過ごせるかが大切です。その「今日」を守ることこそ、飼い主にできる最大の愛情だと個人的に考えています。
私もいつまでもずっと猫と一緒にいたいです。
別れがあるなんて考えたくないですが、いつか必ずお別れの時はやってきます。
だからこそ、その日が来るまでの「今日」を、どう生きるかを大切にしたいと思っています。
