少し前、美容室に行ったときのこと。
その日私は、黒いワンピースを着ていました。
黒い服って、猫を飼っている人にとっては**“覚悟の色”**なんですよね。
毛が目立つから、油断は禁物。
この美容室、実は猫の名前にちなんだサロン名で、
「猫好きな人がやってるのかしら」と思って選んだ場所でした。
案の定、美容師さんとの会話の中で、
「猫、お好きなんですか?名前、猫っぽいですよね?」
と聞いてみたところ、ニコッと笑ってこう答えてくれました。
「はい、うちでも3匹飼ってるんですよ〜🐾」
そこから猫トークが広がり、
「逆に、何匹飼ってらっしゃるんですか?」
と聞かれて、私は正直に答えました。
「15匹です」
……一瞬、空気が静まりました。
でもすぐに返ってきたのは驚きと尊敬の入り混じった反応。
「えっ、15匹!?すごい…!!」
「でも、猫の毛……服に全然ついてないですね!」
猫を飼ってると、つい目で“毛チェック”しちゃう
この美容師さんのリアクションを聞いて、私も思わず笑ってしまいました。
なぜなら、私自身も猫や犬を飼っているという人に会うと、
無意識に服に毛がついていないか目で追っていたからです🤣
「猫がいるって言ってるけど、服には毛がない…!」
という“飼い主チェック”を、私もやってたんですね。
猫15匹×黒い服=油断できない日常
猫と暮らしていると、服選びに気を使うのは日常茶飯事。
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コロコロ必須
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柄物を着るようになる
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毛のつきにくい素材の服選び
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そして、出かける直前の最終チェック
…これらを乗り越えてやっと「黒い服で外出できる飼い主」になるわけです。
飼い主としてのちょっとした誇り
猫15匹と暮らしていても、
「猫の毛がついていない」と言われると、ちょっと誇らしい気持ちになります。
毎日の掃除や、清潔を保つ努力が報われたような気持ち。
それは「きれい好き」とかじゃなくて、
猫たちと気持ちよく暮らすために、自然と身についた生活術なんです。
って言いたいところですが、その時はたまたま毛がついていなかったんだと思います。
まとめ:猫の毛を制する者、猫暮らしを制す?
猫との暮らしには、抜け毛との戦いがつきもの。
特に多頭飼育では「毛がついていて当たり前」とも言えます。
そして何より、
「15匹もいるのに毛がついていない」と驚かれたあの瞬間。
それは猫との暮らしを続けてきた自分への、
ちょっとした“ご褒美”だったようにも思えました。
基本的に猫を15匹飼っていると、顔にも猫の毛がついたりするんですよね。
すごく細くて見えないほどの毛が。