「なぜか一番弱そうな猫に執着して攻撃する」
こうした行動は、実際に多頭飼いの家庭でよく起こるそうです。
我が家でも最近同じことがあり、観察して分かった原因と対策をまとめました。
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なぜ急に喧嘩が始まるのか?
•順位付け(猫社会のヒエラルキー) が変動した
→ 成長・老化・体調不良で力関係が変わり、順位の再編成が始まる
•ストレスや不安 が特定の猫に向けられる
→ 環境の変化(引っ越し、新しい猫の登場、外猫の存在など)
•八つ当たり(転嫁攻撃)
→ 外の猫を見てイライラしたのに、手近な弱い子に攻撃する
•病気や痛み が原因の可能性もあり、調子の悪い猫を本能的に攻撃して排除しようとすることも
主に使われる言葉
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転嫁攻撃(redirected aggression)
→ 本来の対象に攻撃できないイライラを、身近な猫にぶつけること。
例:外猫を見て興奮 → 手近な弱い子に攻撃。 -
社会的順位の再編成(reorganization of hierarchy)
→ 多頭飼いでよく起こる。年齢や体調で力関係が変わり、急に弱い子が攻撃される。
※「ヒエラルキー(序列)の変化」と説明されることが多い。 -
攻撃行動の変化(aggressive behavior change)
→ 医学的・行動学的に広く使う言い方で、加齢や病気をきっかけに急に出ることもある。
特定の猫を攻撃するのはなぜ?
•群れの中で「弱い=追い出せる存在」とみなされやすい
•本能的に「弱者を排除して縄張りを守る」行動が出る
•飼い主から見ればいじめに見えても、猫社会的には自然な行動
飼い主ができる対策
•ケージや部屋で隔離 → 物理的に距離を取る
•高低差のある環境づくり → 弱い子が逃げられる棚やキャットタワーを設置
•フェロモン製剤(フェリウェイ) → 空間のストレスを軽減
•リソースの分散 → トイレ・ごはん・水を複数箇所に置く
•攻撃が激しい場合は 行動学に詳しい獣医師 に相談
我が家での体験
• オス猫が急にメス猫に対して執拗な攻撃が始まった
•一番弱そうな子に執着していた
•逃げやすい場所を作る
•人間がいない時は完全隔離
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まとめ
私の家でも、今まで仲良しと言うわけでもなく、特に接点のない猫同士が急に激しい喧嘩をするようになりました。
今までこういう事は全然なかったんです。非常に平和だったのにびっくりしてます。
一番弱い子(メス)に執着して、一方的に攻撃(オス)するようになり、負けるのはいつも同じ子です。
喧嘩の激しさは想像以上で、毛がむしられるほど。
どういう基準でそうなってしまったのかわからないです。特に仲が悪かったわけでも、攻撃してたわけでもなかったんですけど急にです。
オス同士の喧嘩ならわかるのですが、メス猫に攻撃を加えるなんて。
飼い主がそばにいても隙を見て襲いかかろうとするほどの執着ぶりで、常に目を光らせて見張る必要があります。びっくりするほどです。
猫に怒ってもわからないので、飼い主が何とか対応せざるを得ません。
同じような状況に直面している飼い主さんも、十分に注意する必要があります。
何とか落ち着いてくれればいいのですが。