年齢や来歴がわからない野良猫の健康チェックの基本

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野良猫を家に迎えるとき、一番気になるのは「健康状態」ですよね。特に年齢や過去がわからない子は、不安も大きいと思います。そこで、私が実践している野良猫の健康チェックの基本についてお話しします。


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かかりつけ動物病院との連携が大切

私の場合、近所の動物病院の院長先生が「野良猫でも状態に関わらず診察します!」と快く受け入れてくれたのでとても助かっています。

中には「野良猫は診察しない」という動物病院もあると聞きますが、そういうところは避けたいですね。


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捕獲したらすぐに病院へ予約しよう

野良猫を捕まえたら、できるだけ早く動物病院に連絡を取り、診察予約を入れます。

私の病院では、捕獲した子は「麻酔をかける手術の際に健康チェックをまとめて行う」方法をとっています。

※病院に行く前に、猫を迎える環境の準備も大切です。

👉 野良猫を家に迎える準備リストはこちら


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健康チェックで行うこと

一度の診察で行う主な内容は次のとおりです。

  • ノミ・ダニ・お腹の寄生虫駆除薬の投与

  • ウイルス検査(猫エイズや白血病など)

  • 去勢・避妊手術

  • 桜耳カット(去勢・避妊済みの印)

  • ワクチン接種の有無確認

  • 歯の状態チェックと必要な治療

  • 爪切り

もし捕獲段階でノミ・ダニやお腹の虫の薬が投与できそうなら、家にある薬(動物病院で購入したもの)で先に処置をしてから病院に連れて行くのがおすすめです。


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慣れていない猫は一気に処置するのが効率的

特に人に慣れていない野良猫の場合は、何度も病院に連れていくのはストレスになります。だからこそ、手術の際に一気に必要な治療や検査を済ませるのが理にかなっています。


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予約と当日の流れ

本来は数日前から手術予約をするものですが、私のかかりつけ病院では当日の午前中までに連れて行けば、午後に手術を行い、夕方にはお迎え可能というスピード対応をしてくれています。私が野良猫を連れて行きすぎて、けっこう融通を利かせてもらっています。ありがたいです。


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費用は5万円前後を準備しよう

現在は食品と同じく動物医療の費用も値上がり傾向です。1匹あたりの治療費は5万円前後を見込んで準備しておくのが安心です。これには手術費用だけでなく、検査や駆虫薬なども含まれています。
動物病院は自由診療なので、金額にばらつきがあります。先生の腕も違い、診察の違いがあると思いますので何とも言えません。


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まとめ

年齢や過去がわからない野良猫でも、適切な健康チェックと治療で安心して家猫として迎え入れられます。

信頼できる動物病院を見つけ、効率よく健康管理を行うことが大切です。大変な面もありますが、その分愛情は深まりますよ。

👉 [野良猫を家に迎える準備リスト|迎える前に知っておきたいポイントまとめ]