猫のケンカに出会ったことはありませんか?
猫同士がケンカをする時、聞き覚えのある「ミャアアア~」という叫び声が響き渡ります。飼い猫でも野良猫でも、理由はさまざま。今日は猫のケンカの原因や解決方法について解説します!
猫がケンカをする理由
猫のケンカには状況による原因が存在します。
【野良猫の場合】
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縄張り争い
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メス猫や食べ物の奪い合い
【家の中の猫同士の場合】
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縄張り争い
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飼い主の愛情を求める嫉妬
どちらも本能に根差した行動ですが、ケンカの規模や激しさはさまざまです。
野良猫のケンカは本気そのもの
野良猫同士のケンカは負けた方が逃げるまで続きます。目を合わせず、耳を横に倒しながらむにゃむにゃと鳴きつつ、本気で爪や急所を狙って飛びかかるのが特徴です。特に去勢していない猫はこのような激しいケンカをする傾向が強いです。
猫同士のケンカから学んだこと
私が捕まえた野良猫たちの中には、以下のような深刻なケガをしている子もいました:
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体中が傷だらけでカサブタまみれ
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首の傷が広がり続けて塞がらない状態
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目頭を切られた子(失明寸前の状態)
本気でケンカする猫たちは手加減などせず、急所を狙って行動します。その結果、深刻な流血騒ぎや感染症につながることもあります。
ケガをした猫への対応
猫がケンカで負った傷は、小さなものでも菌やウイルスが入り込むリスクがあります。飼い猫の場合、傷の化膿や腫れがある場合は早急に動物病院で診てもらう必要があります。適切な治療が行われれば回復が可能ですが、野良猫の場合は生活環境の悪さが治癒を遅らせることがあります。
じゃれ合いのケンカは例外
猫同士が遊びとして行う軽い「じゃれ合いのケンカ」は心配する必要はありません。こうした行動は猫同士の社会性を育む一環と考えられます。
猫のケンカを止める方法
人間が直接手を出して猫同士のケンカを止めようとするとケガをする可能性があります。そのため、ほうきを使うなど、間接的に制止する方法が安全です。また、人間の足音や声で猫たちを驚かせることでケンカを終わらせることもできます。
まとめ
猫同士のケンカには様々な理由と状況があり、全てのケンカを止める必要はありません。しかし、深刻なケガや感染症のリスクがある場合は早急な対応が必要です。
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ケンカにも種類があり、止めなくていいものもある
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傷が腫れたり感染が疑われる場合は病院へ
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傷は自然に治ることもありますが、注意が必要
猫たちの日常を理解し、適切な対応をすることが大切ですね。
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