猫の性格はそれぞれ違う！忠実な子も、大人しい子も、いちゃもんつける子も…

猫と聞くと「気ままなクールな生き物」というイメージを持つ方が多いかもしれません。しかし、実際に猫を飼ってみると、性格は驚くほどさまざまであることに気付かされます。それぞれが個性を持ち、犬のように忠実だったり、大人しかったり、いちゃもんをつける子だったり…猫の性格について深掘りしてみましょう。

犬のように忠実な子

猫も犬のように忠実な性格を持つ子がいます。例えば、名前を呼べばすぐに足元に来たり、飼い主が階段を上がれば後をついてきたり…。トイレの前で待つ姿や、帰宅時に喜んで迎えてくれる様子は、犬顔負けの忠実さです。こうした猫たちは、一緒に過ごす時間が心温まるものになりますね。

逆に、常に静かな存在感を放つ猫もいます。例えば、人に馴れ馴れしくすることはなくても、椅子に座ると背中を向けて「撫でてほしい」とアピールする子。こうした控えめな性格の猫たちは、穏やかな癒しを提供してくれるのです。

猫は縄張り意識が強いことで知られています。同じ家の中でも、他の猫が近づくと威嚇をしたり、「このカーペットは私のもの！」と主張したりする子もいます。こうした猫を観察していると、譲らないことも時には必要なのだと教えられる気がします。

普段は引っ込み思案でも、猫じゃらしを目の前にすると大胆になる猫もいます。一心不乱におもちゃを追いかけ、寝転がったり回転したりといつもとは違う行動を見せる姿は、飼い主に驚きと笑顔を届けてくれます。

例えば、8キロ級の猫。普段はのんびりしているのに、急に走り出して忍者のように動くことも。見た目に反する機敏さは、猫の魅力のひとつです。そして、仲良しの猫との信愛あふれるやりとりも微笑ましいものです。

他の猫を撫でていると横目でこちらを睨む嫉妬深い猫もいます。こうした猫は、自分が撫でられる番になると態度を一変させるのもまた愛らしいポイントです。

足元でスリスリするのが大好きなのに、抱っこしようとすると嫌がる猫もいます。そんな猫たちは、飼い主に撫でてもらうことで満足しているのでしょう。

猫の性格は、犬と同じくらい多様性に富んでいます。一括りにして「気まま」と表現するのはもったいないくらい、一匹一匹がユニークな個性を持っています。こうした猫の性格を理解することで、より豊かな猫との暮らしが楽しめるはずです。