15匹飼って気づいた「攻撃されにくい壁紙」の共通点
「猫を飼ってると壁紙がボロボロになるんでしょ?」
そんなイメージを漫画などでよく見かけますが、うちは15匹いても壁紙をガリガリする子はいません。
もちろん、すべての猫がそうとは限りません。
でも、壁紙の素材や猫の性格・環境によって、意外と“被害ゼロ”で済むこともあるんです。
実際、我が家では壁紙トラブルは起きていません(ほぼ)
猫たちが壁紙をひっかかない理由を観察してわかったのは、
「爪とぎしがいのある壁紙かどうか」が大きなポイントのようです。
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爪が引っかかりやすい素材は要注意
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表面が固くて滑らかで、爪が刺さらないような壁紙は無傷で済む
15匹の猫が暮らしていても、普段の部屋の壁紙には誰も興味を示しません。
ただし、“一部例外”もあります。
🧱 傷があると猫が虫と勘違いして攻撃する?
私の家は新築ではないため、壁の一部に小さな剥がれ(1mm程度の破れ)があると、そこを猫が気にして手を出すことがあります。
手を出し、どんどん剝いでいこうとするのを目にしたことがあります。
どうやら虫か何かと思って本能的に触ってしまうようです。
こうしたケースでは、セロハンテープで簡易補修して終わり。
本格的な壁紙ダメージにはつながっていません。
🧥 クローゼット内の“ふわふわ壁紙”には要注意|執着心の強い猫が一点集中攻撃!
我が家で唯一、猫が壁紙に強く執着していた場所があります。
それはクローゼットの内側に貼られていた、ふわふわとした質感の柔らかい壁紙です。
特にその壁にこだわり続けていたのが、大柄なオスの黒猫。
クローゼットに入れるかどうか、彼は日々チェックを欠かしません。
人間が扉をうっかり開けっぱなしにしないか、
**「ミスを待っているかのように」**様子をうかがいながら、
チャンスが来ればまっすぐに中へ――。
しかも、壁全体をひっかくのではなく、ある一点に標的を定めて攻撃してくるのです。
おそらく、彼なりの気に入ったポジションがあるのだと思います。
この黒猫くんの執念はあなどれず、普通にクローゼットを開けてしまうため、
最終的には不細工なチャイルドロックを導入してクローゼットを常時ロックすることで対応しました。
おそらく、この壁紙は以下のような素材ではないかと思います👇
👉 参考リンク:Togetter
🪟 リフォーム時に気づいた「窓際の盲点」
1階のリフォーム時、「あ、猫が壁紙を傷つけるんだった!」ということを完全に忘れていました。
素敵な薄手の白い壁紙を選んでしまい、窓の縁によじ登る際に、猫の後ろ足が壁をひっかきながら登っているのを後で気づきました。爪跡がついてしまったんです。
やはり、何が起きるのか分からないのを想定しているべきでした。
🏠 25年前の壁紙が“最強”だった話
ちなみに、25年前に家を建てた際に貼った壁紙がいまだに現役です。
当時は猫なんて全然飼っていなくて、犬派であり、ゴールデンレトリバーとセントバーナードが家にいた。
猫を飼うなんて全然思っていなかった。
途中で水性ペンキで色をぬったりしましたが、いつ猫が何するかわからないので2階の壁紙はこのままでいいかなと思っています。
どの猫もその壁紙には全く興味を示さず、ひっかきもしません。
私は業者ではないので正確な品番はわかりませんが、写真を載せておきます。
それがトップ画像のものですが、薄暗い時に撮ったので薄暗い色になりましたが、本来は白い壁紙です。
良かったらご参考程度に。
✅ 結論:猫が壁紙をガリガリするかは「素材と状態」が9割
猫による壁紙被害は、「猫だから仕方ない」と思われがちですが、
実際は以下のような要因でコントロール可能なことも多いです:
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爪が引っかからない硬めの素材にする
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傷やめくれがある部分をすぐに補修する(弱ってる部分を狙ってくる)
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柔らかい素材は避ける
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猫の足が当たる部分の壁紙は特に注意する
15匹の猫が暮らす私の家で“ガリガリ被害ほぼゼロ”を保てているのは、
たまたま壁紙選びが良かったのが一番の要因だと思います。
コーナー部分の壁をガリガリするようなら、ダイソーで見かけたこの爪とぎ対策(550円)の商品もいいかもしれないです。
ダイソーで発見!550円の白い爪とぎが驚きの耐久力で多頭飼いにもおすすめ
でも、猫によっては「柔らかい壁紙じゃないとだめ!」と言って、別のところをガリガリする可能性もありますね…