SE Lite使用者の本音!問題点を解説いたします!
キャットリンク購入前に気づいた「臭い」というサジェスト
キャットリンクSEを購入する前、何気なくGoogle検索をしていたときに、サジェストに出てきたのが
**「キャットリンク 臭い」**というワードでした。
正直、そのときはあまり気にせず購入を決めましたが――
実際に使用してみて、その意味がようやく分かりました。
使って分かった「発酵臭」の正体
私が使っていたのは、キャットリンクSE Liteです。
このモデルやSEシリーズは、底部分が取り外し可能な構造になっているのですが、そこに大きな落とし穴がありました。
中の構造はこんな感じです。

キャットリンクが「臭い」と言われる理由はこの隙間。排泄物が入り込み、発酵することで刺激臭が発生します。
構造上、隙間が完全には塞がれておらず、微妙なすき間ができてしまうのです。
猫ちゃんの中には、ちょうどそのあたりにおしっこをかけてしまう子がいるようで、底のすき間に尿が入り込んでしまうのです。
しかも、これにすぐには気づけない。
トイレはきれいに掃除しているのに、なぜか「ツン」と鼻をつくような、発酵臭のような刺激臭が消えない……。
ようやく気になって底を開けてみたときに、
「これか……!」と原因に気づいたんです。
実際の画像はあえて撮影していませんが、底の内部に入り込んだ尿が時間とともに変質して、発酵のような強烈な臭いを放っていました。
底をずらすとわかるんですけど、あそこの隙間から入り込みます。

キャットリンクが「臭い」と言われる理由はこの隙間。排泄物が入り込み、発酵することで刺激臭が発生します。
対策商品も存在していた…!OFT公式で見つけた「横漏れシート」
昨日、OFTさんの公式サイトを何気なく見ていたところ、こんな商品を見つけました:
まさに「横漏れ対策」用に作られたシート。
「なるほど!今ならこの商品分かるわ」と思いました。
私が経験した“つんざくような臭い”は、私だけではなかったと分かって少しホッとしました。
ただ、このシートも3,000円ほど、さらに底の交換部品も3,000円ほど……。
正直、コストをかけて補強するくらいなら、最初から上位モデルの「PRO-X」を購入した方が結果的に安く、快適だと思います。
私がオススメするのは「CATLINK SCOOPER PRO-X」
PRO-Xは、底部分がキャットロボットのような底全体がラバー素材になっており、汚れてもすぐに拭き取れます。
また、アプリ操作ができるため、寝転びながらでも掃除やチェックが可能。
トイレの記録も残るので、多頭飼いでも管理がしやすいです。
補足:「CATLINK SCOOPER YOUNG」もあるけど…
なお、もう少し価格が抑えられた「YOUNG」というモデルもありますが、こちらはアプリ非対応です。
トイレのタイミングをアプリで把握したい方や、遠隔で掃除したい方には不向きかもしれません。
YOUNGとERO-Xの価格差も、1万円未満なので、コストパフォーマンスを考えるとPROーXの方が個人的にいいのかなと思いました。
✅ まとめ:キャットリンクの「臭い問題」は構造と猫の個体差によるもの
「キャットリンク 臭い」という検索ワードの背景には、
SE・SE Liteモデルの底構造にある隙間から尿が入り込み、時間とともに発酵臭を放つという問題があると、実際に使ってみて分かりました。
キャットリンクは技術や自動化の利便性に優れた製品ですが、
この見えにくい構造的な盲点に気づかないまま使用していると、
「掃除しているのにニオイが取れない…」という違和感を抱くことになります。
すべての猫に起きるわけではない ―― 鍵は“相性”
ただし、この問題はすべての猫に起きるわけではありません。
-
おしっこの向きが上に飛びやすい子
-
座っていても微妙にポジションがズレてしまう子
このようなタイプの猫だと、底のすき間に尿が入り込みやすくなる傾向があります。
一方で、トイレ位置が安定していたり、飛び散りの少ない子であれば、問題が起きにくいとも言えます。
つまり――
キャットリンクが「臭うかどうか」は、猫との相性によって大きく左右されるということです。
購入前に検討すべき選択肢
今後キャットリンクの購入を検討している方は、以下の選択肢を考慮してみてください:
-
横漏れしやすい子の場合:専用の対策シート(別売)をあらかじめ用意しておく
-
衛生管理を重視する方:**ラバー素材で掃除しやすい上位モデル「PRO-X」**を検討する
私のケース:15匹中2匹が不適合、今後の対策
我が家では15匹の猫を飼育していますが、実際にこのトイレと相性が悪いのは2匹程度でした。
7キロ雄猫が顔をドームから出して正面を向いてする子なんですが、一番奥の隙間におしっこが飛んで入り込んでいるようでした。
もう一匹は5キロの雄猫で、体を中に入れて横向きにおしっこをして左前側の隙間に入るようにおしっこをしていました😭
個人的な意見ですが、雄猫におそらく多いのかなっと思いました。
とはいえ、少数でもこの臭い問題は無視できず、悩みの種になっています。
今後は、MAXラインまで猫砂を入れるのではなく、あえて多めに入れて隙間を塞ぐような形での運用を検証してみようと思います。
猫砂が規定量以上になった時、果たしてうまく回るのかどうか。
回るには回るけど、綺麗な猫砂もゴミ袋に入ってしまわないのかどうか。
正直、3,000円以上する対策グッズを追加で購入するくらいなら、
他の全自動トイレに乗り換えた方が快適なのでは?とも思っています。
あの匂いを嗅いだ時の絶望感、丸洗いする体力をかんがえると…
とはいえ、まだ購入から半年しか経っていないこともあり、
なんとか工夫して使い続けられないか、現在も試行錯誤を重ねています。
最後に
キャットリンクSE/SE Liteは、猫や環境との相性が良ければとても便利なトイレです。
コンパクトで丸くて可愛らしいフォルム、回る音も静か。
ただ、「臭い」という問題が発生する可能性については、購入前にしっかり理解しておくべきポイントだと思います。
あんまりおしっこをかけない子であれば、こちらのトイレをお勧めです。と言うのは、SEの方がきっちり汚物をとってくれます。pro-xは回転が浅いためか、汚物が残ってしまうことがあるので。
猫と飼い主の両方がストレスなく過ごせる選択を、ぜひじっくり検討してください。
猫たちは気に入って使っています!ちょっとクセありな全自動猫トイレとの付き合い方【2025/08/03追記】
飼い主の私にとっては少しクセのある全自動猫トイレなのですが、意外なことに猫たちは非常に気に入って使ってくれています。

キャッとリンクSEを使う私の家の猫の使用歴です
写真をご覧いただくとわかるように、我が家ではさまざまなサイズの猫たちがしっかりとこのSEトイレを使ってくれています。
つまり、サイズ感や形状も猫たちにとっては問題ないようです。
◆ 私なりのメンテナンス方法
週に1度は猫砂をすべて入れ替えて、その際には底部分を取り外してしっかり洗浄しています。
本体周囲はスチーマーで丁寧に掃除することで、衛生面にも気を配っています。
◆ おしっこ漏れ対策は「透明テープ」が最強でした
この全自動トイレ、構造的におしっこが隙間に入り込むリスクがあるため、対策が必要です。
私は底部分と本体の隙間に沿って、太めの透明テープを一周貼ることで、おしっこが中に染み込むのを防いでいます。
メーカー(OFT)が用意している専用カバーも別売りでありますが、奥側が保護されない構造なので、うちの猫たちには合いませんでした。
そのため、市販のテープで自作ガードしているというわけです。
これで私の悩みは解決されました!
底部分におしっこが入り込んで発酵臭のような臭いがしなくなりました。
毎回張らないといけないのが面倒くさいですが、寝室に置いてても静かに回ってくれるので今では気に入っています。