「去勢手術をすればスプレー行為はなくなる」と思われがちですが、実際には完全にゼロになるわけではありません。
私の猫も去勢済みですが、外で発情した猫が鳴くと強い反応を見せ、スプレー行為をしてしまうオス猫が1匹います。
去勢してもスプレーが残る理由
- 去勢で性ホルモンは大幅に減るが、行動パターンが「学習」として残ることがある
- 去勢後に身についた縄張り意識やストレス発散方法としてスプレーが習慣化するケースもある
- 特に 多頭飼い環境 では縄張り意識が強くなりやすい
外の猫の発情期が刺激になる
- 私の家の子も、外でオス猫が「発情の鳴き声」をすると急にスプレーが増える
- 去勢済みでも、フェロモンや鳴き声への本能的反応 は完全には消えない
- これは「生殖欲」ではなく「縄張りを守る本能」として出ている可能性が高い
今は落ち着いている理由
- 外猫の発情期が落ち着いて静かになった
- 環境の変化がなく安心できている
- 猫自身が年齢とともに落ち着いてきた可能性
飼い主ができる対策
- ストレス軽減 → 落ち着ける空間を用意
- 発情期の鳴き声対策 → 防音カーテンや窓を閉める(あまり意味ないかも)
- フェロモン製品(フェリウェイ)で安心感をサポート→私の家は効果なし
- 特定の場所にするようであれば、そこにペットシートを的のように用意しておく🎯
- 頻度が極端に増える・血尿が混じるなどの場合は泌尿器系の病気を疑って受診
まとめ
去勢済みの雄猫でも、外からの刺激や多頭飼いの環境によってスプレー行為が残ることがあります。
「去勢したのにまだやるの?」と悩む飼い主さんは多いですが、完全に異常というわけではなく、本能的な行動なのです。
環境調整で落ち着くことも多いので、過度に心配しすぎないことも大切です。
泌尿器の病気の場合もあるので、その時は獣医さんと相談してください。