河川敷に転がる“ただの石”を、犬が離さない理由
ある日、河川敷を散歩していた犬が見つけたのは、黒くて丸いボール状の石。
ボールではないのに、その犬はまるでお気に入りのおもちゃのように、石をくわえて絶対に離そうとしません。
しかも周囲には大小さまざまな石がごろごろと転がっていたのに、なぜかその犬は“その黒い石”を選んだのです。
どうしてその石なの?犬の不思議な「選択」
犬には、視覚よりも嗅覚や触覚で物を判断する習性があります。
黒くて丸くて少し温かかったその石が、犬の中で「大好きなボール」と同じような感覚だったのかもしれません。
また、犬は「これだ!」と思ったものに対して執着する傾向もあります。
それはまるで、子どもが特定のおもちゃやぬいぐるみに執着するのと似ています。
飼い主さんの優しさに心があたたまる
その犬の飼い主さんは、そんな様子を微笑ましく見守りながら、
「そんなに気に入ったの?じゃあ持って帰ろうか」と一言。
たかが石、されど石。
犬にとっては宝物であり、飼い主さんにとってはその犬の気持ちを尊重する優しさが溢れた瞬間でした。
SNSでも人気!犬が“宝物”にするものは意外と身近に
このように、犬は時折「え?それが好きなの?」というものを宝物にします。
靴下、枝、ペットボトルのフタ、そして今回のような石。
SNSには、「石をくわえて帰る犬」「枝を拾って得意げな顔をする犬」など、同じようなエピソードがたくさん投稿されており、
「うちの子も!」という声が続出しています。
注意点:食べてしまわないように見守ろう
ただし、石を飲み込んでしまうと胃や腸を傷つけるリスクがあります。
くわえるだけなら問題ありませんが、「口に入れる」「ガリガリ噛む」などの行動が見られた場合は注意が必要です。
石に限らず、犬の「お気に入り」は観察と管理が大切です。
まとめ:犬にとっては、世界のすべてが遊び場で宝探し
人間から見れば「ただの石」でも、犬にとっては「とびきりの宝物」。
今回のように、犬の気持ちを尊重してくれる飼い主さんの姿にも、心が温まります。
犬との散歩は、日常の中の小さな発見や感動に満ちています。
あなたの愛犬も、今日の散歩で“宝物”を見つけるかもしれませんね。