猫を飼っていると、「猫にも生理はあるの?」と気になる方は多いはずです。
結論から言うと、猫には人間のような生理(月経)はありません。
猫の生殖サイクルは「発情期」
猫のメスは「発情期(ヒート)」と呼ばれる生殖周期を持っています。
この発情期は、妊娠の準備ができている状態を意味し、通常年に数回訪れます。
- 発情期には特有の鳴き声や行動の変化が見られることがあります。
- 人間の生理のように大量の出血は基本的にありません。
出血があれば病気の可能性もある
猫の発情期ではほとんど出血がないため、もしメス猫から血が出る場合は、何らかの健康問題のサインかもしれません。
- 子宮蓄膿症や感染症などの病気の可能性があります。
- その際は速やかに獣医師の診察を受けることが大切です。
避妊手術をすると発情期も出血もなくなる
避妊手術で子宮と卵巣を摘出すると、発情期がなくなり、関連する行動や出血は基本的に起きません。
まとめ
猫には人間のような「生理(月経)」はなく、代わりに「発情期」という独特の生殖サイクルがあります。
血が出ることはほとんどなく、もし出血があれば病気の可能性もあるので注意が必要です。
猫の健康を守るためにも、異変を感じたら早めに動物病院へ相談しましょう。