「大きい猫は人間に懐かない!野良猫ならなおさら駄目だよ!」そんな言葉を耳にしたことがあるかもしれません。でも実際には、猫が人間に懐くかどうかは、大きさや野良かどうかに限ったことではありません。性格や環境が大きな影響を与えるのです。
1月に捕まえた2匹の猫の様子
1月上旬に捕まえたメス猫は、家の2階に拠点を置いている他の猫たちと仲良くしています。激しく走り回る音が1階にいる私にも聞こえてきますし、狭い場所で他の猫と寄り添って眠る姿も見られます。しかし、人間である私に対しては、まだ強い警戒心があります。
例えば、昨日撮影した写真では目を大きく開けてこちらを見つめています。1メートルほどの距離なら近づけますが、それ以上は逃げてしまいます。耳を横に倒して警戒し、すぐ逃げる準備をする姿は、まだ安心感を得られていない証拠です。
一方、1月下旬に捕まえたオス猫は全く別の性格です。撫でてほしいと目の前に現れ、机の上にはその証拠である毛が散乱しています。お腹を見せて転がったり、先住猫に威嚇されても気にせず遊び続ける様子には驚きと微笑ましさが混じります。
猫の性格は千差万別
猫が慣れるかどうかは、その子の性格によります。大きい猫でもすぐに人間に慣れる子もいれば、小さい猫でもなかなか警戒心を解かない子がいます。また、慣れない子も時間をかけることで徐々に仲良くなっていく可能性があります。
特に複数の猫を飼っている環境では、疑心暗鬼な子も他の猫と触れ合うことで心を開くチャンスが増えるのかもしれません。猫それぞれの性格を理解しながら、長い目で関係を築いていくことが鍵です。
まとめ
猫との関係は千差万別で、最初は警戒心が強い子でも、時間と愛情を注げば絆が深まります。大きさや性別だけに囚われず、性格や環境を考慮しながら猫との生活を楽しんでいきたいものです。今も家の2階で猫たちが走り回る音を聞きながら、そんなことを思っています。